こんにちは、読書ブロガーのうれいなつです。
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帰宅後の時間を有効活用したいけど、結局いつもだらけてしまう…
と悩んでいる人は多いと思います。
そんな方に向けて、読書記録厨の私からおすすめしたい本がこちら。
リュ・ハンビンさん著書、『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」 』
本書を通して、ルーティンや計画の重要性について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
☑️こんな人におすすめ
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- 仕事おわりのだらけ癖を直したい
- ルーティンや目標の正しい組み立て方を知りたい
- 現代人の「時間がない」の原因と、時間管理の本質について思考を深めたい
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今回は仕事後にフォーカスした内容ですが、この記事で紹介する内容を実践すれば、実は仕事中のあなたの振る舞いも充実します。
なぜなら、「仕事中の憂鬱(早く終わらないかな…)」が、仕事後の楽しみ(今日は帰ったらあれしよう!)に切り替わって、仕事にも前のめりに取り組めるからです。
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時間や行動計画にルーズだった私でも、本書を読んで時間管理にする悩みを解決できました。
はじめに「帰宅後の過ごし方」、そのあとに「時間不足の本質」を解説するので、ぜひ最後までご覧ください!
さて本題に入る前に、当ブログの趣旨を少しだけ紹介させてください。
☑️この本の思考ブログでは、私が本を通して思考し得た気づきを発信し、
読者の皆さんと一緒に成長していく、そんな内容としてお伝えできたらと思っています。
☑️なので他の本要約系コンテンツと違って、実際に紹介した本を読んでみると内容にだいぶ乖離があると思います。ですが私としては、本は要約するよりも自分で思考する方が大事・要約を読むくらいなら実際に読書した方がまし、だと思っているので、思考という形で今後も本の発信をしていけたらと思っています。
☑️こんな私と価値観が似ている、または少しでも今回の内容を有益に感じたら、ぜひ他の記事も読んでもらえたら嬉しいです。
また、インスタでは#見るだけ読書ノートという趣旨で、忙しい人でもサクッと理解できる
ビジネス書中心の書評も公開しているので、ぜひ気軽に覗いてくれたら嬉しいです。
\今回紹介する本の読書ノートも公開中/
目次
①帰宅後、仕事の疲れからだらけてしまう自分を直すには?
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まず初めに、帰宅後仕事の疲れからだらけてしまう自分を直すには? について。
帰宅後というのは、忙しい日々の仕事が終わって、完全に自分のために使える時間。誰もが有意義に使いたいですよね。
なのに多くの人が無駄にしているのはなぜでしょうか。
面倒な自炊をさけ、代わりにデリバリーかコンビニ弁当で済ませる。その後、急いでシャワーを浴び、何をするかと思えばベッドに横になってスマホを延々とスクロールして浅い眠りにつく。
その日その日を惰性で生きて、果たして人生を振り返った時に、こんな生活が記憶に残っているでしょうか。
疲れているから? 違います。疲れているから動けない、が理由なら、仕事終わりに副業の勉強、運動、読書、YouTube発信など本当の意味で「時間を使えている」人が世の中に一定数いるのは説明がつかないですよね。
結論、帰宅後にだらけてしまう理由は、
・自分が何にどれだけの時間を使っているか、把握できていないから
・仕事以外の目標がないから
の2つです。
自分が何にどれだけの時間を使っているか、把握できていない
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まず1つ目の、自分が何にどれだけの時間を使っているか、把握できていない、がなぜだらけてしまう原因になるかというと、これにはパーキンソンの法則が関係してきます。
パーキンソンの法則とは、仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する、というもの。
今回のテーマに応用すると、こうなります。
だらけるという行為に制限時間を設けなければ、人は永遠に怠けてしまう。
怠ける時間というのも、オンとオフの切り替えという意味でもちろん重要です。しかし、人は楽をしたい生き物なので、オフの時間にも制限を設けないといけないということです。
ここで、
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いやいや、仕事終わりなんだから、その日ぐらい好きに生きたらいいじゃん。
と思った方。ちょっと危険です。なぜなら、この思考の人は、
本当にやりたいことではなく、自分がやりたくないことをしているかもしれないからです。
スマホを見るのも弁当を食べるのも、自分のやりたいことだと主張する気持ちわかります。
でも、楽だからしている、ではないでしょうか。
なんのために生きているか、の答えがあるとしたら、人は幸せになるために生きています。
不幸になりたくて生きている人はいませんよね。
もし、やりたいこと=楽なことが幸せに直結するなら、なぜスマホ依存や生活習慣病で苦しむ人が世の中たくさんいるのか。
楽なこと=幸せにつながらないからです。
上記の解決策として、アクティブレストという言葉をご存知でしょうか?
アクティブレストは日本語で「積極的休養」と呼ばれ、その名の通り積極的に疲労回復のための行動を取る休養法です。軽く身体を動かすことで体内の疲労物質の排出を促すというもので、元々はアスリートが疲れを翌日まで残さないことを目的に生み出された疲労回復法でした。運動後に軽く身体を動かすクールダウンも、アクティブレストの一環です。
RENAISSANCE magazine(ルネサンスマガジン)
体を動かすと疲労物質の排出が促されるとはいかにも逆説的に思えますが、それ以上に、実はオンとオフの落差が激しいと疲れやすいというのも意外ですよね。
運動する時間が取れない方も、日常でも簡単にできるアクティブレストとして以下があります。
- 15分に1回程度背伸びをする
- 階段を使って足腰を鍛える習慣
- 散歩やジョギングを楽しむ
電車通勤の頃、駅のエレベーターと階段が併設されいている通路で、混んでいるのにみんなエレベーターに乗って、階段はがら空き、という光景をよく目にしましたが、私はあれが不思議でなりませんでした。
まさに、人混みのストレスよりも、身体的に楽をしたいという現代人の現れですね。
自分だけが階段を選んで上がっていると、成功する1%の道を歩んでいる気がしてとても心地よかったのを覚えています。
仕事で疲れている、ではなく、帰宅後の行動が自分を疲れさせている、と考えをシフトさせるとどうでしょうか。
仕事以外の目標がない
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帰宅後にだらけてしまう理由の2つ目として、仕事以外の目標がない、が挙げられます。
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あなたには人生を賭けてやりたいことがありますか?
こう聞かれて、即答できる人はほぼいないでしょう。なぜなら、仕事=アイデンティティと捉えている人がほとんどだからです。
医者は飲食店のバイトスタッフよりもモテるし、飲食店のスタッフはニートよりも豊かな生活をしている、のは間違いないでしょう。
年収も地位も世間の目も、仕事によって判断されていると考えると、仕事=アイデンティティの価値観になるのは無理もないです。
ですが会社にのみ個人を依存していると、確実にあなたの人生は詰みます。
なぜなら、会社が大事なのははあなたの人生ではなく、あくまで利益だから。
会社以外に依存先がないと、退職後のあなたはただの無個性な人です。
取引先や同僚とも、結局はお金によって繋がっていて、利益だけの関係はメリットがなくなると一瞬で崩れ去る。定年の50代60代になってから、自分のやりたいこと探しに路頭に迷う人が多いのも、仕事以外に何が自分を幸せにしてくれるか真剣に考えてこなかったからです。
そうならないためにも、日々、仕事以外に何かやりたいことに打ち込んでください。
例えば、社会人テニスサークルの団体に入って、仕事終わりにコートに立って、大会に向けて練習するなど。想像してみてください。
同じ目標に向かって気持ちいい汗を流す時間と、目的もなくスマホをスクロールする時間
一度きりの人生なら、絶対に前者を生きたいですよね。圧倒的に自己肯定感が高まり、夜もぐっすり眠れると思いませんか。
家でダラダラしていると、気持ちいいように思いますが、むしろ健康に悪い。
米国・国立がん研究所栄養疫学部の研究によると、「座ったままの状態が7時間以上の人は、1時間未満の人に比べて総死亡リスクが47%、冠動脈疾患の死亡リスクが2倍多い」と発表しています。
MOVING
人生の全てはトレードオフです。
仕事以外の時間にやるべきことがあれば、ダラダラとはできなくなる。目標を持つことで、強制的にダラダラを改善できるというわけです。
②人生を変える帰宅後ルーティンの組み立て方とは?
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仕事以外の目標が決まったら、じゃあそのための具体的な行動計画はどういうポイントを抑えて決めればいいか、気になりますよね。
目標は一朝一夕で叶えられるものではないからこそ、日々のルーティンが大事になってきます。
ところが、目標があるのにだらけてしまう。これも多くの人が抱える悩みかと思います。
この対策については、結論
- タスクの細分化
- 所要時間の把握
- 集中度の確認
が肝になってきます。
タスクの細分化
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手帳で予定を立てたのになぜか達成できなかった、こんな経験はありませんか?
朝8時から筋トレ、夕方6時から英語学習、こんな予定を立てていないでしょうか。
実は怠け癖のある多くの人は、やるべきことが明確になっていないからです。
筋トレは具体的にどの部位を何セットやるのか、英語学習は単語か文法か。
予定を書く際は、小学生でもわかるレベルにタスクを書いていくことが大事。
曖昧なタスクを設定すると、脳は混乱し、モチベーションが一気に下がります。
なのでルーティンは項目を細かく設定すること。
ただここで注意したいのが、時間は大まかに設定するということ。
一見、計画的にキチキチ予定を詰めた方が無駄なく生きられそうですが、実際はそうでもありません。
「できるビジネスマンは手帳が真っ黒」とはよく聞きますが、実はそれらは二流で、一流の人は、時間や空間の余白を大切にします。
コスパ、タイパ主義の現代は、短距離走をろくに休まず、1日のうちに何回も行っているようなもの。
続けていれば、当然パフォーマンス、やる気は落ちます。しかし、本当に大事なのは一瞬の成果よりも、細く長く続ける重要性。
ルーティンを決める際に多くの人が陥りがちなのが、予定を入れすぎること。
英語も筋トレもギター練習も,,,それは、まだ自分がレベル1なのにいきなりラスボスに挑もうとしているようなもの。
最終的には完璧主義が発動し、できなかった項目ばかり目に入り、自分を責めて何もしなくなって挫折してしまう。人は欲張りなのと、未来の予定を立てる際は楽観主義になりやすいので、注意しなければなりません。
できる人は、無理せず楽に長く続ける方法を日々考えている
ということ。
私の経験としておすすめなのが、2時間単位で予定を設定するということ。
勉強にしても運動にしても、何かまとまったことを行うのに最適なのは2時間ほどです。
また、時間の余裕は同時に精神的余裕にもつながるので、急なタスクが舞い込んでも落ち着いて対処できます。
所要時間の把握
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次に、所要時間の把握。これは、自分の日々行っている行動に何分・何時間かかっているか、記録をつけるということ。つまり、事後記録です。
手帳や計画というと、未来に目が行きがちですが、むしろ事前計画よりも事後記録の方が大事。
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行動記録が何の役にたつの?
と思った方。こんな経験はないでしょうか?
「この程度なら1時間でいける」と思っていても、実際には1時間どころか3時間かかってしまった。
時間バイアスというのがあって、人は過去や未来の時間を過大評価または過小評価しがち。
主観で正しく時間を測れる人はそういないので、何に何時間かかったかを毎回記録し、それをもとにルーティンを作成する方が合理的ということです。
旅行や日々の予定管理で、たまに計画通りいかなかったと自分を責めてしまう人を見かけますが、計画修正は失敗ではなく、ゴールへの戦略を練る作業。
未知の物事を一発で解決できる人がいたらその人は天才か、その物事には大して達成価値がないということ。計画は自分を縛るツールではなく、自分をゴールまで効率的に導いてくれる補助輪だ、と考えをシフトさせましょう。
集中度の確認
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最後に、集中度の確認です。時間通り正しく物事をこなせていたとしても、集中できていなかったら時間効率は落ちますよね。
現代では、集中力が最も重要な資産といわれています。しかし、目標達成のための集中力の重要性を知っている人は、世の中非常に少ないです。
現代人の集中力が金魚以下というのを、皆さん一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
2015年5月、マイクロソフトのカナダの研究チームが、約2000人の脳波などを測定した結果、現代人の集中力は8秒になっていて、これは金魚以下という衝撃の報告をリリースした。
ダイヤモンドオンライン
SNSやYoutubeの普及によってコンテンツ消費が激しくなったから、もちろんそれも問題ですが、そもそも人りは一つのことに集中できるように遺伝子的に設計されていません。
原始の人類は、木の実を取りながらも周囲の点滴を警戒して生き延びてきた、逆に一つのことに集中する人類は、自分に近づいてくる腹を空かせたライオンに気づかず、生き延びて来れなかった。
なので人間が一つのことに集中できないのは当たり前ということ。
しかし何か目標を叶えようと思ったら、没頭し、ひたむきに努力する姿勢が必要ですよね。
どうやったら一つのことに集中できるのか。答えは、時間管理です。
ポモドーロテクニックというのを皆さんも一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
25分作業して、5分休憩。そのサイクルを回すことで、単位時間あたりの集中度合いが上がるというもの。
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ポモドーロテクニックは私もブログ執筆や読書、筋トレなど日常のあらゆる行動で実践していて、強く効果を感じています。
なぜポモドーロが効果があるのか、それは、制限時間を設けているから。
想像してみてください。もし目の前に突然神様が現れて、明日死にますと告げられたら、あなたは今日をどう生きるでしょうか。きっと、一分一秒惜しみなく、かけがえのない時間を過ごしますよね。なら、25分というさらに短い制限時間を設けることは、とてつもない集中力を生むと思いませんか。
時間は有限性を意識した時に、初めて価値が生まれるもの。
今日はいつもより集中できなかった、という日は、生活習慣のほかに、時間を意識していなかったからではないかという理由も視野に入れてみてください。
③時間がない、の根本原因とは?
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やるべきことは多いのに、時間が足りない、多くの現代人が抱える悩みです。
もしあなたが今、いつも何かに追われている感覚を感じている、としたらちょっと危険だと思ってください。
漠然とした時間感覚の不足は、私たちの幸福度を大幅にさげることがわかっています。
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じゃあ、一日中やることがない暇な私は大丈夫。
こう思った方も、実は要注意です。
UCLAの社会心理学者で、自由時間が幸福度に与える影響を研究しているCassie Holmes氏がCNBCに寄稿した記事で、
「『時間貧乏』になると気分が落ち込み、ストレスが増え、感情的に疲弊する」のは確かだが、逆に自由時間が多すぎると「目的意識が損なわれてしまう」
と書いています。つまり、「暇すぎる人」も逆に不幸だというわけです。
少し話がそれましたが、今回は時間が足りないと感じる根本原因にフォーカスを当てて話していきます。
結論としては、以下の3つが挙げられます。
- 時間を大枠で捉えているから
- 今に集中していないから
- 先延ばし癖があるから
ひとつずつ見ていきましょう。
時間を大枠で捉えているから
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あなたは、平日を出勤する日、休日を出勤しない日とひとくくりに捉えていませんか?
そう考えると、「やりたいことは休日にしかできない。」という思考になります。
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平日は忙しいからね...
という人の多くは、帰宅後の30分、1時間といった自由時間を軽視しがちです。
対策としては、時間を拡大して見るという概念を持つこと。そのためには、やはり日々の行動記録が大切です。自分が会社や生活のために使っている時間を把握し、24時間から差し引いた残り時間を測ってみましょう。少なく見積もっても、3~4時間は自由に使える時間があるはずです。
今に集中していないから
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あれもこれもやらなければならない…という思考で常に満たされていませんか? 実はそれらは幻想だということに気づいてください。
人は未来や過去に生きることはできないのに、多くの人は未来や過去を重視し、今をおろそかにしがちです。
ぼーっとしているとき、
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あなたは今、何を考えていますか?
と聞かれると、多くの人は未来や過去のことに思いを馳せていると思います。
もちろん反省や計画は大事ですがそれによって不安や焦りが生じるとしたら、幻想によって自ら苦しめられているということ。
フランスの哲学者アランも、想像力が人を不幸にする、と説いています。
現代では、無料でなんでも情報が手に入り、個人が簡単にできることが増えた結果、余計な雑念が多すぎて時間不足感に陥っている人が増えています。
解決策は、悩んだり未来や過去を考える時間にも制限を設けること。
ポモドーロテクニックを使い、25分悩んだら、もうそれ以上考えない、とスパッと割り切ることが大事です。思考はループするので、時間によって止めてあげること。そうすれば今に集中できるようになり、時間不足は解消されます。
先延ばし癖があるから
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先延ばしと時間の不足に何の関係があるの?
と思われたかもしれません。
実は、先延ばしが癖になり、やるべきことが終わっていないという状態は、脳に心理的負荷を与えます。締め切りが近いと心に余裕がなくなるというのは想像に難くないでしょう。
先延ばしをすると、当然やらなければならないタスクがたまっていきます。
そうなると、「作業が山積みである」と「タスクを処理できない駄目な自分」という2つのストレスにより自尊心が低下し、常に仕事に追われている感覚に陥ってしまいます。
GLOBIS CAREER NOTE
対策としては、とりあえず手をつけてみるということ。作業興奮といって、人のやる気は、何か作業に取り掛かることで生じるという性質があります。
これを聞いて、
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いや、自分は締切間近に力を発揮する方だ.。
と主張する人がいるかもしれません。しかしそれは勘違いです。
怠惰な人ほど背水の陣を敷きたがる傾向にありますが、背水の陣を敷いても、不安感情の方が勝つだけで結局行動に移せないのが現実です。
なのでやるべきことは早めに手をつける。そうすれば物理的・心理的、両方の時間に余裕が持て、幸福度が上がります。
まとめ
というわけで今回は、
リュ・ハンビンさん著書、『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」 』を通して
ルーティンや時間管理について色々と思考してきましたが、いかがだったでしょうか。
まとめると、
①帰宅後仕事の疲れからだらけてしまう自分を直すには?
原因
┗自分が何にどれだけの時間を使っているか、把握できていないから
┗ 仕事以外の目標がないから
対策
┗パーキンソンの法則を理解する
┗アクティブレストを行う
┗仕事以外に何かやりたいことに打ち込む
②人生を変える帰宅後ルーティンの組み立て方とは?
┗タスクの細分化
┗所要時間の把握
┗集中度の確認対策
③時間がない、の根本原因とは?
原因
┗時間を大枠で捉えているから
┗今に集中していないから
┗先延ばし癖があるから
対策
┗集中時間と休憩時間を明確に分ける
┗悩む場合も期限を予め決めて悩むこと
┗とりあえず手をつけてみる
こんな感じの内容でした。
帰宅後は「1日の終わり」ではなく、自分時間という「新たな1日が始まる」という価値観にシフトさせる。そうすれば人生を2倍生きられる。
本書より
新しい自分に生まれ変わって帰宅後時間をスタートさせたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。それでは。