体験談

人生が楽になる考え方5選【私が行き着いた答え】【哲学】

こんにちは、うれいなつです。

うれいなつ
うれいなつ

人間関係や仕事、将来のこと、お金、過去への執着、今後のキャリア
など、いつも悩みを抱えていませんか。

悩まなかったらどれだけ幸せな人生か、と思いますが、よくよく考えてみてください。

冒頭にあげただけでも悩む要素が6つありました。

さらにネガティビティバイアスといって、人はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に注意を向けやすく、記憶にも残りやすい性質を持つとされています。

原始時代、楽観主義の人は、凶暴な動物を恐れ周囲を警戒していた悲観主義者に比べて生き延びる確率が低かったのです。

あなた
あなた

やっぱり、人生一生悩んでいかないといけないのか...

そう思いましたよね。


でも、悩むという行為をもっとポジティブに捉えてみたらどうでしょうか。
先ほども申し上げたように、人は昔からあれこれ悩んできたからこそ、生き延びてきたのです。

だってそうですよね。死を恐れる感情がなければ、私たちはとっくに死んでいると思いませんか?
好奇心で危ない場所に立ち入ったり、飛び降りたりすれば、人生はほんの数年で終わっているはず。

そう考えると、悩む自分に少しは感謝できるのではないでしょうか?


とまあこんな感じで綺麗事を並べてきましたが、

あなた
あなた

悩みに感謝したところで、実際辛いのは変わらないでしょ

と思いましたよね。私もそう思います。

解決できそうもない問題に直面したとき、私たちがとる最善の選択肢は1つしかありません。
結論、発想を転換させるんです。

どう計算してもA=Bになるなら、最初からA=Cという解を作っておいて、無理やり逆算して成立させてしまえばいいんです。

というわけで今回は、世間の常識や定型にとらわれない、発想の転換に基づいたうえでの、
私のこれまでの人生経験で行き着いた、人生が楽になる考え方を5つ、レベル別に紹介していきます。レベルが上がるごとに効き目は強くなっていきます。

うれいなつ
うれいなつ

悩みで人生が延々ループしている人の一助になれば幸いです。

レベル1:思考は現実化しないと知る

思考は現実化する、とスピリチュアル界隈では言われていますが、あれは半分本当で半分は嘘です。

あなた
あなた

どういうこと? 単なる逆張りじゃね、


と思いましたよね。

結論、不安や妄想は現実化しない。

例えば、家の棚に置いてあるお菓子を食べようと思った時、私たちは実際にお菓子の手の届く範囲まで歩いていって袋を開け、手で掴んで口まで運ぶ、という行動をとりますよね。
思考が現実化しています。

一方、このお菓子を食べたら太るか心配と不安に思う場合はどうでしょうか。お菓子を食べたら太るという現実を実現化させてみてください、と言われても、自ら結果を実現させ、誰かに示すことは、筋トレや副業を継続させることと同じで、むしろ難しいはずです。
なぜなら、不確定要素が多すぎるからです。

不安や妄想は幽霊と一緒で、人によって想像しうる像が違う。実際にはみたことがないからです。

思考が現実化すると思っている人の多くは、思考に頼りすぎている人です。


人の脳は現状維持を好むので、皮肉に聞こえますが思考すればするほど行動しなくなります

よく考えるのはいい側面もありますが、考えるだけで行動しなければ、何のための思考でしょうか?

子供の頃を思い出してください。
なぜあんなに外で色んな場所を走り回ったり、新しい物事に熱中していたんでしょうか?

いい意味で何も考えていないから。脳が未発達であるがゆえのメリットです。

うれいなつ
うれいなつ

歳をとるとなぜ挑戦できなくなるのか、もうわかりましたよね。

とりあえずやってみる。

悩んだり落ち込んだりするのはやった後です。やる前にあれこれ悩むのと、やった後の悩みというのは、同じ悩みでも種類が違います。

ジェットコースターと同じで、怖っ、落ちるんじゃないか、と思っても、いざ乗ってみると楽しかったりしますよね。

レベル2:「シンプル」に立ち返る

不安や悩みというのは、関わる人やモノの数に比例します。

あなた
あなた

上司の態度にイラつく、

自転車が壊れたけど修理するか買い直すかどうしよう、

早く帰りたいのに電車が遅延してる...

人の悩みは千差万別ですが、悩みには必ず他者や物質の存在が関わっています。

つまり、部屋にモノがたくさん散らかっている人や、人付き合いが多い人は、それだけ悩む確率が上がるということ。



この世にあなた一人しかいなかったら、悩みなんておそらくゼロに近いはずです。

私たちの今生きている世界は、これ以上ないほど複雑です。
わからないことがあればネットですぐ調べられるということは、未知の選択肢に無限に触れられるということ。
さらには、ネットで何か発信するのも個人で気軽に行えるようになった。
しかし情報の売り手が増えても受け取る脳は一つなので、「情報を適切に処理できていない」感覚に常に襲われることになる。もっと効率よく学べる情報があるんじゃないか、と、さらにネットの海に溺れていく...

情報の民主化により「知っていること」に価値がない時代だからこそ、逆に個人で全てを知っていないと戦えない時代になってしまった。

うれいなつ
うれいなつ

完璧主義が増えたのも、テクノロジーやAIのおかげだと思います。

現代の1日の情報量は江戸時代の1年分・平安時代の一生分とも言われている中で、どう転んでも、日々迷いや不安が生まれないのはおかしいと思いませんか? 


解決策は、ミニマリストになること。
必要最小限のモノ、思考しか取り入れない生活は、やってみれば快適以外の何者でもありません。

私たちは現代の大量消費社会が普通の状態だと思い込みがちですが、物質的に何もない時代の方が長かったんです。ミニマリストになるとか聞くと崇高に考えがちですが、ただ、人間として自然な状態に立ち返るだけです。

私はよく川の流れに例えますが、流れに逆らう要素が人生で多いほど、しんどくなります。当たり前ですよね。ここでいう流れとは、人類史のことです。
私たちは人生を自分の生きている100年スケールで考えがちですが、遺伝子の連鎖により今の自分があると考えると、本質的にいえば人類誕生から生きているとも言えます。

裸で生まれて、死ぬ時はあの世へ何も持っていけないんです。

シンプルに生きるメリットは数多くあります。

  • 時間とモノの制約に縛られない
  • 自分にとって本当に大切なもの、価値観がわかる
  • 今に集中できる etc...

あなたが今人生でもやもやしているなら、モノか思考を減らしてみてください。解決策は足し算ではなく、引き算です。

レベル3:人生一回きり、の精神

人生は一回きり、それも不可逆です。

今日という日、この時間は、一生取り返すことはできません。
人生が2回あればお試しを生きることもできますが、残念ながら私たちは同じ瞬間を生きることはできないんですね。

例えば、似たような欲しい商品が3つあったとして、選ぶのに2時間かかったとします。
やっとの思いで選択したあなたは、こう思うはずです。

あなた
あなた

なんだか疲れたな、時間を無駄にした...

さて、ここで問題です。

うれいなつ
うれいなつ

なぜ時間を無駄にしたのでしょうか?

答えは、悩んだからです。つまり、悩むのは時間の無駄だということです。

そんなことわかってるよ、と思いましたか。

でも、わかっていてもやめられない、毎回同じ過ちを犯してしまうのはなぜでしょうか?

それは、人生一回きりというのを私たちは常に潜在意識で理解しているからです。

やり直しが効かないからこそ、人は損失を恐れ、なるべく一発でベストな選択肢を得ようとします。その結果、あれこれ悩みます。

ですが、誰にとっても人生とは初めてのことなのに、そう簡単にベストな道を決めて歩んでいけるわけないじゃないですか。

大部分の人は、紆余曲折しながら道のりの過程で自分のベストを探し当てていくもの。
稀に生まれてこのかたずっと人生順風満帆の人もいますが、彼らは運が良かっただけです。

大抵のことはやってみなければわかりません。それもこれも人生一回きりだからです。


繰り返しになりますが、悩むという行為は、本来物事をやってみた後の「結果」に対して行うものです。
しかし、人生は、いわば毎日が「やってみる前」です。普段同じような生活をしている人でも、全く同じ日、同じ瞬間というのは存在しません。

会社を一時の感情で辞めてしまった、借金を溜め込んでしまった、など、どんな大きな失敗・損失をしたとしても、毎瞬が初めての人生だと捉えれば、まぁこんなこともある、しょうがないよね、と開き直ることができます。

レベル4:人生は全て、借り物

あの世に何も持っていけないということは、人生で買ったモノや得た学び、体験、思い出、あなたの命そのもの、すべては借り物というわけです。

その中でも、私たちが最も執着しやすい対象を例に、解決策を解説していきます。

お金はないものと思って生活することです。

例えば自分の貯金残高が50万円とします。

散財してしまう多くの人は、この50万円を何に使おう? と考えてしまいます。
最初から、お金=使うもの、というマインドなわけです。


自分の手にしたお金だと考えると、そこには執着が生まれます。
つまり、使って失った後、損した気持ちになる。

本当に欲しいものを買ったとき、私たちは手に入れた、というプラスのイメージを持ちがちですが、実際には2つのマイナスな執着を抱えることになります。

1.モノをどう管理するか、最大限活かすかへの思考のリソース
2.お金を失った、また労働して稼がなければならないというネガティブマインド

手に入れたプラスの状態が、プラマイゼロ、むしろマイナスの状態です。

うれいなつ
うれいなつ

しかし、お金はないものと思って生活していればどうでしょうか?

ショッピングセンターで何か商品を目にしても、本当に生存に必要なモノ以外、欲しいという感情が湧かなくなるはずです。

人がなぜ欲しいと思うかというと、払えるだけのお金がある、と考えるからです。
貯金50万円・月収10万円の状態で、1000万円の時計を欲しいと思う発想にはなりにくいはずです。

私たちは何かを買う際、自らの意思で選択していると思いがちですが、実際にはお金の面で脳が半分以上支配されています。つまり純粋に欲しいから買うのではなく、欲しいかつ買えるから、買うのです。半分は妥協している以上、絶対的な満足は得られにくいのです。

こう考えると、中途半端な資産なら、モノを買わないほうが合理的に思えます。

お金がないと思って生活していると、買おうかな・買わないでおこうかな、という誘惑がほぼなくなります。

買い物疲れは、いろんなお店を回った労力からではなく、決断疲れによって起こります。

うれいなつ
うれいなつ

何事もゼロベース思考で考えると、物質的にも精神的にも楽になります。

レベル5:どうせ、宇宙からすればミジンコ以下の存在

立ち直れないと思うような辛いこと、苦しいことが起こった時の最強の考え方が

うれいなつ
うれいなつ

どうせ、宇宙からすれば人間なんてミジンコ以下の存在だよな

ということ。

人間なんて、と言いましたが、あらゆる万物は宇宙からすれば最初からないのと同じです。お金の不安、資格、スキル、権力、承認欲求、孤独、災害...どれもです。

私たちが何かを手に入れても失っても、世界の全てには永遠になれない。

資産何十億円もある人は、凡人からすれば、神のような偉大な存在に映るかもしれませんが、その人が生きても死んでも宇宙の膨張速度が変わるわけではないし、気候変動も止められない。

人一人をみるとものすごい偉業に感じることも、砂糖1粒が2粒に増えた、といった程度の違いでしかないんですね。

悩みや不安も、自分ごととして捉えると目に映る全て、と思いがちですが、人生の長さですら宇宙の歴史からすれば泡のように一瞬の出来事です。

喜びも悲しみも最初からないに等しい、と聞くと随分儚く思えてきますが、悲観するのでなく、肝心なのは、どう生きたっていいと思えることです。

何をやったって最初からないのなら、あなたは無敵なんです。
スーパーマリオのゲームでも、スターをゲットすれば、穴に落ちる(最悪)以外周りを気にせず突き進むことができますよね。

うれいなつ
うれいなつ

デフォルトでスターを纏っているのに慎重に進むなんて、

シンプルに損してると思いませんか?

まとめ

今回は、人生が楽になる考え方を5つ、レベル別に紹介させていただきました。

まとめると、

  • レベル1:思考は現実化しないと知る
  • レベル2:「シンプル」に立ち返る
  • レベル3:人生一回きり、の精神
  • レベル4:人生は全て、借り物
  • レベル5:どうせ、宇宙からすればミジンコ以下の存在

不安の9割が実際に起きないことは科学的にも証明されています。

そして、もし不安が現実になっても、今回お伝えした考えをもとに生きていれば、
まぁ、人生何とかなるよねと心から余裕でいられると思います。

つまり、もう何も怖いものはありません。

うれいなつ
うれいなつ

私もかつては超がつくほどの不安症でしたが、心理学を学んだおかげで、人生に対して、本質的にイライラすることも焦ることもなくなりました。年齢を重ねても、様々な新しいことに挑戦することを厭わなくなりました。

みなさんの人生も、挑戦と希望に満ちた明るいものになりますように!

  • この記事を書いた人

Urei Natsu

薬剤師→ブロガー

”自分磨き研究家”のUrei-Natsuが、自分に自信を持ち、一生を充実させて自由に生きるための知恵・ノウハウを紹介します。

主に男の自分磨きに関するノウハウを体系立てて発信中。
研究などの根拠をもとに、体験談や自分なりの言葉で伝えることも意識しています。

「これから自分磨きを始めたい」方や、「すでに色々な挑戦をしてはいるものの、結局どれも続かず悩んでいる」方にこそ、「あぁ、こういうやり方・考え方があったのか!?」と新しい知見を届けられると思います。

趣味は断捨離、筋トレ、読書など。

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