貯金したいのに、気づいたらいつの間にかお金減ってるんだよなぁ...
結論:節約より収入を増やす努力をすることで貯金できる
こんにちは、うれいなつです。
今回は、貯金を挫折しないただ1つの方法と、その際の考え方3つをご紹介します。
多くの人が貯金しようと思った時に陥りがちなミス↓
多くの人が、できるだけ生活費を安く抑えようと努力します。なぜなら、収入を上げるよりずっと楽で、即効性があるように感じるから。でも、大事なのは支出よりも収入の方。
では、その理由を早速見ていきましょう。
と、言いたいところですが...その前に。
スキルアップや転職して今よりも収入を増やす努力をしよう! というと、
いや、でも世の中は金じゃない
十中八九このような意見が出てくるので(私も過去はそう思っていたから気持ちはわかる...)、「世の中は金じゃない」は言い訳であることを以下の記事で押さえてから、本記事を読んでほしい。
関連記事:私が、世の中お金が全てだと感じる理由5選
それでは気を取り直して⤵️
目次をクリックして気になる項目からチェック!
節約より収入を増やす努力をする
節約には下限があるが、収入には天井がないことを自覚する
いくら生活を切り詰めたとしても、家賃や光熱費、食費、交通費は毎月一定額かかる。
ライフラインや生活必需品は、限りなく抑えたところで底が見えているのだ。
「何にどれくらいお金を使っているか、支出をきちんと把握しよう」とよく言われる。
もちろんそれも大事だが、家計を把握したところでお金がかかるものはかかる。
家計簿をつけたからといって、ご褒美で今月の家賃は安くならない。
いくら穴の空いたバケツの底を補強して水を貯めようとしても、そもそも落ちてくる水が水滴程度だったら永遠に満たされない。
家計簿を見て毎月うんざりするくらいなら、収入のアップに目を向けた方がいい。
さらに収入のアップを意識すると思考が上を向くから、ポジティブにもなりやすい。
節約は基本的に下を見て判断するマインドだから、そもそもがネガティブ思考になりやすい。
スーパーで138円と198円の同じようなバナナが陳列されていたら、ほとんどの人は前者を選んで買うだろう。
しかしそのたびに、私はバナナですら値段を見て買わないといけない余裕のない人間だという思考が潜在意識に刷り込まれていく。しかし、誰も自分がそんな人間とは思いたくない。
そこで認知的不協和が働き、私はそれなりに贅沢のできる人間であると自ら肯定するために、余計なところ(見栄消費など)で無駄にお金を使ってしまう。結果、お金がたまらない。
予期せぬ出費が嵩むと、とたんに鬱に陥りやすいのも上記が原因。
その点、収入を上げれば自己肯定感が上がり、逆に無駄遣いしなくなる。
さらに、損失回避性や保有効果といった心理作用が働き、人はせっかく貯めた資産を失わないように守ろうとするので、どんどんお金がたまっていく。
消費行動は、欠乏感から生じる
簡単に付き合えた経験より、頑張って口説いて手に入れた関係の方が思い入れが強いはず。
ゲームは簡単すぎても、難しすぎても飽きてしまう。一番ハマるのは、ちょっと頑張れば自分にもクリアできそうと思えるくらいのレベルのもの。
正社員になりたての頃、ボーナスがあれば買えそうなハイブランドのファッション、高価な時計、グッチの財布に目が眩んだことは誰にでもあるはず。
フリーターであれば、シフトを増やしたり分割払いでどうにかなりそうな、最新のアイフォン、流行りのプチプラコーデ一式、上質な家電製品に物欲が向きやすい。
なぜ貯金がたまらないのか。それは、社会的に満たされていないステータスを埋めようと、中途半端に浪費してしまうから。頑張ったら買える、来月巻き返せばいい、と考えているからいつもカツカツ。
その点、本当の金持ちは欠乏感がないから、何かを消費したい欲がない。すでに社会的欲求が満たされている人間は強い。逆説的に聞こえるかもしれないが、貯金が増えれば増えるほど浪費しなくなる。この点については、次の項目で解説していく。
金持ちほどお金を使わない
金持ちは何にでもすぐに手が届くから、逆に買いたいという欲求が減る。
買おうと思えばいつでも買える=今すぐ買う必要がない ということ。
人は、今すぐやるべきでないと思ったことは簡単に先延ばしする習性がある。
夏休みの宿題を最終日までやらないのと同じ。
また、収入が増えれば、同時にあらゆる欲求も満たされるから金を使わなくなる。節約はむしろ欲求に蓋をかけている状態だから、ある日何かのきっかけで突然感情が爆発して、衝動買いに走るリスクが高い。金持ちになりたという欲求は、汚く思われるかもだが、精神衛生上むしろお得なのだ。
節約=我慢と捉えやすいから、貯金を挫折しやすくなるんだね。
まとめ
貯金を挫折しない方法はただ1つ。
節約より収入を増やす努力をする
そのための考え方は3つ
- 節約には下限があるが、収入には天井がないことを自覚する
- 消費行動は、欠乏感から生じる
- 金持ちほどお金を使わない
今の日本は、仕事に収入よりもやりがいを求める傾向に強い。
つまらないデスクワークの正社員よりも、どんなに時給が安くてもいいからクリエイティブな業務ができるフリーター、フリーランスの方が世間から評価されやすい時代になってきている。
その背景には、SNSなどの普及で、お金以外のビジュアル的な要素が評価されやすい風潮になっているから。普通の人は、他人に資産額など公開しないし、ユニクロやGUなどの安くて質のいいファッションが普及してからは、見た目では貧乏人か富豪かの違いは判断できなくなっている。
つまり、お金よりも見栄えの価値が高まっている時代。
しかし、もう一度自分に問いただしてみてほしい。
生活に余裕を持てる資産があるか? ということ。
資産や貯金というのは、言い換えれば心の余裕。そしてそれらは、自分で守る必要がある。困っても、SNS上の見ず知らずの人たちは誰も助けてくれない。安定を失うと、人は目の前のことに集中できなくなったりする。結果、堕落した人生を何年も歩むことになる。
いつの時代も成功者というのは、少数派。「普通じゃない、世間の常識とは違う」から成功する。
見栄えを過度に気にするこの時代に、今一度、収入を上げる努力をしよう。