こんにちは、Urei Natsuです。
過去の自分は、何をしても続きませんでした。
その場の感情に流されて、やりたいことではなく楽な道に逃げた結果、人生が前に進んでいる感覚が一向に感じられない。
ジャンクフードは毎日のように食べていたし、ゲームを周りに注意されても隠れてやるような性分でした。
しかし、今回お伝えする習慣の重要性を知ってから、考えが一変しました。
人生が充実しないのは、悪い習慣で自分を固めているからだと。
習慣化が怖いのは、普段自分でも意識できない点です。
思っているより怠惰な生活を送っている人でも、実際は自分に対する見積もりが甘かったりします。
確証バイアスといって、人は常々、自分は周囲よりも正しい・特別な存在だと思う傾向があります。
もしあなたがこの記事を読めば、自分の生活を客観的に見ることができ、現状を正しく把握するのに役立ちます。
ぜひ最後まで読んでいってください。
目次
人生は習慣が◯割
人生の9割は習慣、つまり無意識で構成されています。
なぜなら、意識の95%は潜在意識(無意識)で、顕在意識はわずか5%にとどまるからです。
私たちは普段色々と考えているようで、実はあらゆる物事の選択を自動で行なっているんですね。
と思いますか?
では試しに、あなたの朝の行動を振り返ってみてください。
布団を畳む、歯ブラシを握る、スマホに手を伸ばす……。
どれだけ意識して行ったでしょうか。
しかし、それらを私たちは毎日継続しています。
逆に意識して行うものは、なかなか続かない場合がほとんどです。
- 痩せたいと思っているのに、ダイエットのモチベがわかない
- 本を読みたいのに、スマホを見てしまう
- ブログで成功したいのに、最初の1文に取り掛かるまでが長い
なぜ思考と行動が一致しないかというと、わずか5%の顕在意識に頼っているから。
つまり何が言いたいかというと、脳は楽をしたがるということです。
しかし、「楽」と「幸せ」はイコールでない以上、自分の理想としている習慣を、意識的に作っていく必要があります。
物事を続けるコツは、達成の度合いよりも、継続そのものを目的にすること。
習慣化に必要な日数は最低でも3週間とされています。
3週間のうちはハードル低めで続けることだけを意識し、質に関してどうこうはその後考えれば良いんですね。
人生の9割が習慣である以上、習慣を変えなければ人生は好転しません。
男を磨く最強の習慣TOP5
これから紹介する「男を磨く最強の習慣TOP5」は、「やったほうがいいのはわかってるけど、実際行動に移せない」ものばかりだと思います。
そこで大事になるのが、繰り返しになりますが、続けることそのものを目標にすること。
例えば、あなたに「ジムに通って女性にモテるムキムキの男になる」という目標があったとします。
ここで「女性にモテる」や「ムキムキの男になる」という目標は、3週間の間は一旦脇に置いておきます。
つまり、成果の判断にしないということ。
まずは、ジムに通うことを習慣にする、話はそれからですよね。
仕事で疲れていても、雨の日でもとりあえずジムに顔を出す。
最初の3週間はそれくらいで大丈夫です。
着いてマシンに10分しか触れなくても、月会費の元が取れないなどと焦らないでください。
翌月にはしっかり元が取れます、というか、運動習慣が身につくだけで数万円以上の価値があります。
習慣化における最大の失敗は「自分には無理な高い目標を掲げて、挫折した際にあぁ自分には無理だったんだと思い込むこと」です。
バカらしく思いませんか。
自らの誤った理想が行動のきっかけを潰すんです。
次第にモチベーションがわかなくなるのも、理想が高いことが原因です。
まずは自分でもできそうなことから探して、ここからお伝えする5つの習慣を身につけていきましょう。
食事にこだわる
最近仕事で知り合った人が、こんなことを口にしていました。
「結局暮らしを支えてるのって、お金じゃなくて食なんですよね」
自分もそう思います。
もちろんお金がなければ日本で生きていくのは難しいですが、何が生命維持に直結しているかと問われたら、紛れもなく食ですよね。
ここで注意したいのが、食にこだわるというのは美味しければそれでいい、ではなく、健康にいいかどうかで判断するということ。
判断基準は単純で、「より自然に近い状態の食品かどうか」ということ。
人工的に加工されていればいるほど、瞬間的快楽(その場のおいしさ)と人体への悪影響は増大し、長い目で見ればマイナスに働きます。
- 長期的に幸せになりたい
- 仕事で成果を出したい
なら、健康的な食事は必須です。
食は、行動やメンタルのエネルギー源であり、今のあなたの状態は食事と睡眠でほぼ決まっています。
科学的に理想的な食事法を以下の記事にまとめているので、よかったら一緒に確認してみてください。
https://urei-natsu.com/diet-method
朝の運動
仕事前はスマホやテレビを見て布団でだらだら、菓子パンを食べながら急いで出社。
結果、仕事は捗らない割にどこか疲労が抜けない、という人も多いと思います。
そんな人が人生を変えるには、朝の運動が効果的です。
筑波大学と農研の共同研究によると、中強度の運動(軽いジョギングなど)は、判断力や認知能力をアップさせる効果があるとのこと。
勉強でも副業でもギター練習でも、目標達成したければ、がむしゃらに努力するのではなく、とにかく運動習慣を身につけること。
運動を習慣にするうえでおすすなのが、ジムに通うこと。
自宅でもできますが、ジムに通うメリットはかなり大きいです↓
- ピアプレッシャー(周囲の目によりやらなければという意識)が働く
- 運動するしかない環境に身を置けるので努力しやすい
- 意識が高い人ばかりなので刺激される
- 新たな人との出会いが生まれる
- 孤独感が解消される
- 生活にメリハリが生まれる
- 場所によってはコワーキングスペースもあるのでカフェ代の節約になる
継続のコツは、初めにもお伝えしましたが、まずはジムに通うことを目的にすること。
「マシンを使いこなせるかどうか」の不安は、半年後にとっておいて、まずは運動習慣を身につけることのほうが先決です。
「しなくてもいいこと」を全部やめてみる
習慣とは少しニュアンスが異なりますが、「しなくてもいいこと」を全部やめてみることも、人生が充実するポイントです。
究極の話をします。
生きていくうえで私たちがしなければならないタスクは、睡眠、食事、仕事(資産形成)のみです。
本当にこの3つだけなんですね。
音楽や趣味、スポーツ、日記、読書、副業などは、単純な人生に味付けするだけのスパイスにすぎません。(運動は強力ですが)
現代はこの、スパイスが多すぎるんです。
なぜなら、テクノロジーやSNSの普及で多くの娯楽を安価に楽しむことが可能になったから。
しかし、間違ってもそれらはあなたにとって「しなければならないこと」ではありません。
「やりたいことがない」人の9割は、スパイスを、「やりたいこと」ではなく、「やるべきこと」と勘違いした結果です。
つまり、睡眠、食事、仕事以外にしていることは全部あなたの「やりたいこと」です。
しかしこの「やりたいこと」が厄介なのは、楽しいと思わされているだけで、実はメディアの影響だったり、お得感だったり、自分以外の何者かになろうとしているなど、不足感に突き動かされているだけの場合もあります。
そしてスパイスというのは、義務感やマイナスの思い込み(どうせできない、など)、過去への執着といったマインド面も含みます。
スパイスが多ければ、当然時間は無くなるし、悩みも増え、お金も減ります。
ここで注意したいのが、楽しさや充実度はスパイスの量に比例しないということ。
スパイスはちょっとでいいんです。
私たちは欲張ってあれもこれもと手を出しますが、習慣化はおろか、結果はどれも中途半端になります。
大事なのは、睡眠、食事、仕事+1つか2つのスパイス
それ以外を思い切って辞めること。
私たちが物事を辞められない理由は大きく以下の3つ
- 人間関係を失う恐怖(孤独への恐れ)
- すでに習慣化している
- サンクコスト、保有効果にとらわれている
何かをやめるのは、始めるときの数倍ストレスや意思決定力がかかると言われています。
そこで物事を辞めるコツをお伝えします↓
- 「とりあえず〇〇」が口癖で続けているものは辞める
- やめないほうが未来の機会損失を生む、と知る
- 「使ったお金は取り戻せるが、使った時間は一生取り戻せない」価値観を持つ
- 出会いの数は無限(目先の執着はあらゆる可能性に蓋をしている)であると今一度再確認する
冗長になってきたので、そろそろまとめます。
ここでは何が言いたかったかというと、本当にやりたいことを習慣化させるために、それ以外のやらなくてもいいことを全部思い切って辞めよう、という話でした。
1日の時間割を作る
1日の時間割を作ると聞いて、
などと呆れた人もいると思います。
ただ、その日何をするか決めることは、習慣化に必要な先延ばし防止と集中力アップの効果があります。
まず、時間を区切ることで1日の中に締め切りが生まれ、メリハリのある生活を送ることができます。
先延ばしは主に楽観的・面倒・完璧主義によって生じますが、時間を意識することでこの3つを強制的に抑制できます。
また、何をやるべきかが明確であることのメリットは、他に注意が向かないという点です。
現代は電子機器の普及により、注意を逸らす対象があまりに多くなりましたよね。
自分の中にやるべきことの基準がないと、すぐに楽な方・注意を惹くコンテンツに意志力を持っていかれます。
さて、ではどういった基準で時間割をつくればいいかですが、結論、自分の人生観・モットーに沿った予定を立ててください。
例えば自分の場合、人生のモットーが「健康と出会いを最大化する」なので、それに沿ったスケジュールを立てていきます。
朝は6時に起きて、健康リンゴジュースを飲んでから、昨日の振り返り、読書、ブログ執筆。
卵とブロッコリーの炒め物を食べて、軽く自重トレ。
プロテインを飲んでから9時にスポーツジムに通い、そこから仕事。
などといった感じ。ざっくりで構いません。
両者に矛盾が生じていると、日々に充実感が感じられなかったりします。
(ちなみに、なぜ自分が健康と出会いを人生の軸に置いているかというと、結局人の幸福って人間関係と健康で決まるよなと思っているし、実際に多くの研究でも証明されているからです。)
このように価値観がはっきりしていると、どこにお金を使うかや、行動の優先順位もはっきりしてくるので人生に迷いがなくなります。
価値観に沿って1日の時間割を作る作業は本当におすすめの習慣。
1日の振り返りを行う
朝なら前日の、夜なら当日の予定を振り返り、一行でもいいので自分の気づきをノートやスケジュール帳に書く習慣はかなりおすすめです。
振り返りのメリットは大きく以下の2つ
- 成長を実感できる
- 未来をよりよく創造できる
まず、成長を実感できる点に関して。
人生は「点」ではなく「地続き」です。
過去の失敗からは学びを得られ、過去の成功からは自信を培うことができます。
例えば、私は以下のように振り返りを行なっています。
・ジム通いを3週間継続できている自分は、以前とは自己規律能力が全く違う
・どんなに報酬が高く充実した仕事でも、職場が家から遠いと不幸になる
・Xの発信にどうも力が入らない。原因は何だろう?
以前本で読んだのですが、人のモチベーションが最も上がるのは、「よりよくなっている」という自己認識だそうです。
同じミスを繰り返すんだよな…という人は、振り返りの時間を十分に設けていないせいかもしれません。
次に、未来をよりよく創造できる点に関して。
ディ・ステファノ氏らの仕事での研修実験において、毎日15分間業務の振り返り(リフレクション)を実施した社員は、しなかった社員に比べて平均より23%高いスコアを残せたとの報告があります。
振り返りの際に重要なポイントは、目標を明確にした状態で、最適な問いを立てることです。
間違っても、あの時あぁしとけばよかった…などのように過去を責めないでください。
過去は責めても何も変わらないどころか、自己肯定感を下げる大きな要因になってしまいます。
一行の振り返りでもいいので、毎日続けましょう。
というか、人生を変える方法は継続しかありません。
世間との比較よりも、自分なら続けられそうか? で考えてください。
承認に振り回されず自己ベストを更新していくことが、真に自分の人生を生きるということです。
一行日記は多くの著名人も採用している手法です。
男の価値を最大限高める最強習慣5つ【まとめ】
「男の価値を最大限高める最強習慣5つ」を解説してきましたがいかがだったでしょうか?
最後に、今回紹介した内容をおさらいしておきましょう。
男の価値を最大限高める最強習慣5つ
01:人生は習慣が◯
02:男を磨く最強の習慣TOP5
食事にこだわる
朝の運動
「しなくてもいいこと」を全部やめてみる
1日の時間割を作る
1日の振り返りを行う
当たり前ですが、あくまでも習慣化の力=手段です。
つまり、習慣化したいと思えるほどの目的や夢がないと途中で絶対に挫折します。
最初は習慣化すること自体を目的にしてもいいですが、何年もずっとその調子だと「あれ、結局自分は何がしたいんだけ?」と悩むことになります。
正しい目標設定の方法を知ることは、むしろ習慣化よりも大事です。
なぜなら、本気で達成したい目標があれば。習慣化なんて自然についてくるからです。
毎日それをやりたくてしょうがない子供のように、目標を設定し、人生を充実させたい方は以下の記事も合わせて読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。